ハイパーカジュアルゲームには企画がかなり大切。
とはいえ良い企画を0から生み出すのは難しく思えるでしょう。どうすればヒットする企画を考えることができるのでしょうか。
数々のヒット作を生んだsource codeのマーケター監修のもと、企画のコツをご紹介します。
ハイパーカジュアルゲームの企画を出すコツ
ヒットするハイパーカジュアルゲームには、良い企画がつきもの。どんなに優秀なエンジニアが作ったゲームも、企画がおもしろくなければうまくはいきません。
そこで、ハイパーカジュアルゲームの企画を考える際のコツをご紹介。企画に行き詰まったらぜひ思い出してください。
ハイパーカジュアルゲームのトレンドを知る
企画を考える前に、まず必要なのがハイパーカジュアルゲームのトレンドを知ることです。ハイパーカジュアルゲームにはトレンドがあり、日々移り変わっています。
トレンドといっても、チェックすべきは日本のアプリランキングではありません。ハイパーカジュアルゲームのターゲットは世界。中でもアメリカのランキングは要チェックです。
アメリカのランキングをチェックするには、App Annieというサービスを利用するのが良いでしょう。
App Annieの使い方
App Annieとはスマートフォン用アプリの市場データを分析できるツール。世界中のデータを見ることができるため、デベロッパー(アプリ開発者)にとって有益なアプリだといえます。
引用:App Annnie
App Annieに登録していない方は、まずアカウント登録から始めましょう。「無料で登録」というボタンから登録画面に飛び、必要事項を入力します。Gmailなどのフリーアドレスは使えないので注意してください。
登録ができたら、左側のメニューから「Top Charts」をクリックします。このページでアプリのランキングを見ることが可能です。
引用:App Annnie
すると上の方にランキングの内容をソートできるタブが現れるので、ハイパーカジュアルゲーム用にセッティングしましょう。
・STORE RANK:見たい媒体を選ぶ(iOSで開発するならiOSを選ぶ)
・料金形態:Free
・国:United States
・ジャンル:ゲーム
・課金形態:All Apps
※ハイパーカジュアルゲームのほとんどが課金なしの「No In-App Purchase」に該当しますが、広告を消すための課金を組み込んでいるものもあるため、今回は「All Apps」にてソートしています。ハイパーカジュアルゲームだけを見たい方は「No In-App Purchase」に絞ってランキングを見てもOKです。
ランキングの見方
設定ができたらさっそくランキングを見ていきましょう。
まずは上位にランクインしているアプリを見て、どのようなジャンルのアプリが多いかをチェック。ランゲームやパズルゲームといった大まかなジャンルも大切ですが、細かい内容まで見ることをおすすめします。実際にプレイしてみて、プレイヤーは人なのか動物なのか、スキンはどのようなものを用意しているのか、どこに中毒性を感じさせるのかなど、細かいところまで分析が必要です。
また、ランキングがどのように変化しているのかを見ることも大切。ランク外から急上昇しているアプリがあれば、そのアプリが次のトレンドを生む可能性があります。ぜひプレイしてみましょう。
日々ランキングをチェックしていると、同じようなアプリがランクインするなど、傾向が少しずつ見えてきます。
トレンドの流れが読めるようになるまで定期的にApp Annnieを活用してみてください。
トレンドを取り入れるには
アプリのトレンドを読んだから完璧、というわけではありません。トレンドは過ぎ去るもの。今流行っているアプリを開発しても、ストアに登録したときにはすでにトレンドが終わっているかもしれないのです。
流行り始めのアプリで、早めに参入できそうであればトレンドに乗っかってもOK。既存のアプリにはない、新しい要素を加えてトレンドアプリを開発してみましょう。
もしトレンドがすでに終わりそうなのであれば、次に来そうなアプリを予想します。ランキングが上がってきているものや、他の会社が真似し始めているアプリなどがあればチェックしておきましょう。
ハイパーカジュアルゲームの企画力を上げるには
ハイパーカジュアルゲームの企画力を上げるには、ランキングを見る以外にどのような方法があるのでしょうか。
ハイパーカジュアルゲームをプレイする
ハイパーカジュアルゲームを作るには、まずハイパーカジュアルゲームについて知る必要があります。行き詰まったら、片っ端からハイパーカジュアルゲームをダウンロードしてみましょう。
ヒットするアプリにはそれなりの理由があるはず。逆に、ヒットせずに終わってしまったアプリにもそれなりの原因が潜んでいます。なぜそのアプリがヒットした、もしくはしなかったのか。理由を考えながらプレイすることで自分のアプリに活かせることが生まれるのです。
ハイパーカジュアルゲームではないゲームをプレイする
ハイパーカジュアルゲームを開発するのだから、詳しくなるのはハイパーカジュアルゲームだけで十分だと思っていませんか?
もちろんハイパーカジュアルゲームに詳しくなることは重要ですが、それ以外に興味を向けることも大切。意外なところからアイディアが生まれるものなのです。
テレビゲームやソーシャルゲームなど、流行っているものにはどんどんチャレンジしてみましょう。そのゲームが流行っているのはなぜでしょう。そのゲームのおもしろさを、どうにかハイパーカジュアルゲームで表現することができれば、ヒット作を生み出すことができるかもしれません。
枠組みにとらわれることなく、様々なゲームに触れてみてください。新しいアイディアが出てくるはずですよ。
常にアンテナを張っておく
ハイパーカジュアルゲームのテーマは、普段の日常から見つけることもできます。朝起きて夜眠るまでの中に、たくさんのアイディアが詰まっているのです。
例えばCrazy Labsがリリースした「Dentist Bling」。歯医者がモチーフのゲームなのですが、デベロッパーが歯医者に訪れた際に思いついたのかもしれません。
またAlictusの「Deep Clean Inc. 3D」は掃除中に生まれたアイディアである可能性が高いでしょう。
このようにアプリのアイディアはいろいろなところに転がっています。机に向かって企画を考えるのも良いですが、普段からアンテナを張って過ごすことが企画力を伸ばすきっかけとなるかもしれません。
アイディアを組み合わせる
企画というととても斬新なものを生み出さなければと思ってしまう人もいるでしょう。しかし、簡単なアイディアでも、組み合わせればとてもおもしろいものに化けることがあります。どんなことでもいいので思いついたことを書き出し、アイディア同士をかけ合わせてみてください。
思いつかないときは、他のハイパーカジュアルゲームを参考にしてみましょう。このアプリとこのアプリをかけ合わせたら面白いかも…と思えるものがあれば、それはあなただけのオリジナルなアイディアです。日頃から他のアプリの良いところを探す癖をつけておくといいかもしれませんね。
ヒットアプリを生み出す
「企画」「アイディア」という言葉を聞くと、難しく考えてしまう人も多くいます。しかし、実は身近で簡単なもの。コツを掴めばさまざまなアイディアを生むことができるようになるはずです。
どんなアイディアがトレンドを生むかわかりません。何気なく思いついた企画が、何億もの売上を出すヒット作になる可能性も。ぜひ日々のリサーチとアンテナを張ることを心がけてみてくださいね。
投稿者プロフィール

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株式会社ソースコード広報部/ライター
海外のインディーズゲームが好きで、自分でも開発するようになるが、飽きっぽく凝り性なので一人でリリースまで作り上げることができず、ぐだぐだしているところをスカウトされた。
現在は主にディベロッパーへの技術サポートと公式サイトのお役立ち情報の更新を担当している。
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